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今回はシティリーグ 大阪シニアカテゴリにおいてBEST8の好成績を残した玲紋選手に大会で使用した「コケコカウンター」デッキに関する寄稿文をいただきました。
カードの採用理由・不採用理由を含めて非常に考察された記事となっています。
この記事を読んでいただいた読者さんのデッキ構築のためになる記事です。

自己紹介

はじめまして、玲紋(れもん)@Shin_lemonadeと申します。初めての記事寄稿なので軽く自己紹介を。

ポケカ歴は対戦を始めたのはXY後期(XY8)から、ポケカを集め始めたのはDPのときからなのでわりと長いかもです。

CSPがかかった大会に出始めたのが今年のシティリーグシーズン1からなのでかなり新参者です。

シティリーグ大阪で使用したコケコカウンターのデッキレシピ

今回握ったレシピがこちらです。

前回のシティリーグ、CL新潟でも同様のタイプのデッキを握りました。そちらはかなり採用カードが違うので最後に画像のみ貼っておきます。

まずこのデッキを握った理由ですがそれは簡潔に言うと「流行りのデッキのほとんどに強いこと」です。

僕の中での環境は

tier1
ピカゼクジラサン等の雷
ズガドーンアーゴヨン
tier2
フシギバナセレビィ
マッシブーン系統
超バレットorウルネクマネロ
tier3
ゾロアーク系統
ギャラドス
コケコサル

こんな感じの読みでした。環境に居座り続けるゾロアーク系統がHPの高いタッグチームの台頭によって若干減るのではと思いtier3へ。

話題になったバナセレやギャラドスなんかもかなりいるとは思いました。

この中でも雷が4割、ズガドーンが3割ほどを占めると考えました。

このデッキはカードの入れ替えによって有利不利が変わってくるのですが僕のレシピでいくと

有利
ズガドーン、雷系統、超バレット
5分
マッシ、バナセレ、コケコサル
不利
ゾロアーク、ギャラドス

こうなります。有利不利の理由はこちら
ズガドーン
コケコに対して3エネでやっと落とせるラインであり、ビーストリングも躱せるため
雷系統
サンダーが雷弱点であることとピカゼクメインならゼラオラがほぼ入ってくるのでそこに対して祠が刺さります。アロベトとの噛み合いも悪いためアセロラでの回収をバリヤードで防げます。
超バレット
ウルネクで戦ってきた場合は祠が刺さりますし単純に技を打つまでの展開が少し遅いのでその間にダメージを蓄積させられます。
マッシ
一般的なのはマッシブーンルガルガン+キュウコンorゾロアークなので祠がめちゃ通ります。ディアンシーがいるためここにもアロベトが刺しにくい。ですがビーストエネジェットパンチを連打されるとどうしようも無くなるので5分
バナセレ
ほぼこのデッキで戦ったことがないので机上論になりますがシェイミにダメージが溜まるのとセレバナに祠が刺さりますが6枚取り切れるかが微妙なので5分。こことの勝負はクラハンの働きにかかっている感はあります。
コケコサル
ここまで書いて言うのもなんですがこのデッキは祠が刺さらない+コケコをワンパンできる火力が出るデッキには基本不利だと思ってください(コケコサル、グランブルなど)
このデッキには相手のエネをどれだけ割れるかがキーになってきます。クラハンを採用したのもこのデッキ意識です。
ゾロアーク
ベトンが立ってアセロラ連打されると無理です。あとこちらを安定してワンパンできるのも辛いところ
ギャラドス
もぐるがズル

という感じで環境に対するこのデッキの刺さりなんですが、他に何か「このデッキとはどうなの」ってのがあれば直接聞いてください。

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採用カードと不採用カード

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ポケモン類

カプ・コケコ


言わずもがなデッキのキーパーツ。先2または後1から安定して相手の全てのポケモンに20ダメージずつ蓄積させていきます。逃げ0なのも先1ネストジラーチしやすくて◎。打たれ弱いので複数並べる前提で最大枚数の4枚。

カプ・テテフ


このデッキのフィニッシャー。ばらまいたダメカンを寄せてサイドを一気に取りきります。初手で前に出ると嫌なので1枚に

ジラーチ

デッキのエンジン。こいつが居ないとまず回りません。ここからサポートに繋げる動きをしていきたいので前半にさえ使えればOKかなという感じ。4枚入れたかったけれど枠の都合上3枚

バリヤード


アセロラストッパー。このカードの登場によってだいぶこのデッキの勝率が上がりました。ただしベトンが出てくるとジラーチとともに置物になるので注意。初手に来ると困るので1枚。

トレーナーズ類

ハイパーボール、ネストボール

デッキのポケモンが全てたねポケモンで構成されていて場に出した時に発動する特性持ちがいないのでネストを優先して4。

前までのレシピだとハイパーは入っていなかったがポケモンが初手に2枚以上展開できないことが多かったので5,6枚目のネストボールとして採用。正直あまり使いたくない。

エスケープボード


寝てるジラーチをベンチに持ってくやつ。入っているポケモンが全て逃げ0か1なので実質全員逃げ0にできるのも優秀。デンジなどの汎用ピーピングサーチが無いので最大枚数投入。

ダート自転車


デッキの圧縮トレーナーズその①。1枚のカードからデッキを2枚減らせるのは優秀。このデッキのコンセプトとしてどれだけ毎ターン殴れるかが重要なので圧縮は大事。

エネくじ

SMレギュ唯一の特殊エネに干渉できるグッズ。予備のエネを確保しにいく時以外はできるだけ山札を圧縮してから使う。めくれる確率としては体感6~7割。

レスキュータンカ


低HPのポケモンが多いので多用する。事前にテテフを倒すよう誘導し、いつでもタンカカウンターで決めれるようにしたり、バリヤードをすぐ復活させることで相手のアセロラを永遠に機能停止させる。

コケコを拾ってもいいが3しか無いので雑に使うと後悔する。4枚入れたいカードだったが枠の都合上3。

ハンサムホイッスル、ぼうけんのカバン


1枚のグッズから山札を2枚圧縮できる優秀なカード、ただし後半に効力を失うことが多いので最低限の枚数。カバンはボードが引けないことがあったので5枚目のボードとして採用。
・改造ハンマー、クラッシュハンマー
他のカードを採用するなら正直ここ。改造ハンマーは前のシティリーグの準決勝でビーストエネの付いたアーゴヨンに蹂躙されたので採用。クラッシュハンマーは前述したコケコサルへの打開策+不利マッチをワンチャン持っていくためのカード。クラハンで予選1試合拾ってます。

ハンサム


とにかくハンサムホイッスルが優秀。このカードのおかげで後半は手札が10枚をざらに超える。ホイッスル不採用なら他のサポートの方がいい。

マサキの解析


このデッキにおける便利カード。エネくじとネストとあわせてこのデッキの全てのカードをサーチできる。

このカードの登場がこのデッキを握ることを決めたひとつの要因。

グズマ


コケコのライトニングボールをワンチャン決めるための枠。こちらに拘束されるポケモンもいないしそんなに多用しないので1枚。どうしようもない時にジラーチの願い星を連発させてワンチャン狙いにいける。

グラジオ


このカードを採用することでテテフを1枚に抑えた。山をしっかり確認することで欲しいカードを好きなタイミングで持ってこれるのも大きい。グラジオテテフ同時落ちは諦めましょう。そんなにあっても要らないので1枚。

戒めの祠

このデッキのキーカード。GX主体のデッキにとても刺さる。正直なんで刷ったかわからない。つよい。

エネルギー類

・ダブル無色エネルギー
コケコととても相性がいい。できれば初手で握っておきたいカード。引けないと困るので4枚。
・カウンターエネルギー
コケコテテフに対応したエネルギー。できるだけ後半に残したい。これ+1エネまたは相手のサンダーマウンテンでコケコがライトニングボールを打てたりする。

不採用カード

・ラティオス
最初期のコケコカウンターに入っていたカード。マッシに対して強く出れるが初手でジラーチの特性を使いたいため逃げ1が重く不採用。
・ビクティニ
カウンターエネ起動枠。不利であるジュカインやベトンを1発で落とせるのは優秀。ただし初手で前に来ると弱いので不採用。
・ナゲツケサル
一般的なコケコサルの形であるがこのデッキのコンセプトはあくまでバラマキメインなので不採用。ゾロアークが復権すればこっちの形になるかもしれない。
・ヨーギラス
対ゾロアークカード。こちらも初手で来ると困るので不採用。
・ジャッジマンホイッスル
元々クラッシュハンマーの枠に入っていたカード。前日に抜くならここしかないということで抜けた。あれば強いがこれより優先して入れるカードがあるなら抜けるぐらいの感覚。ダートより掘れる枚数が少ないのも抜けた理由。
・あなぬけのひも、ポケモン入れかえ
ジラーチを複数回使うのに使用する。ただしこのデッキではそこまで重要性はないので不採用。
・フィールドブロアー
貼られて困るポケモンの道具がフライパンとゴーグルぐらいなので不採用。今の環境鋼向かい風だしね。あとスタジアムは普通に上書きできるので。
・こだわりハチマキ、エレキパワー
ダメージ増幅枠。自分が下手なのでこのカードで負け筋作ったりするので不採用。サンダーに対して100点入れられるのは優秀。
・ポケナビ
圧縮&事故防止枠。元々入っていたがこのカードより入れたいカードが多かったため不採用。
・マルチ付けかえ
エネルギーが切れた時にコケコに付いているカウンターエネを貼り替える枠。エネが付いたコケコは基本的にワンパンされるものだと考えたので不採用。
・おとりよせパッド
表が出れば強いが裏が出ると単純にハンドを1枚失うことになる。入れてみても面白いがこれの代わりに抜けるカードが無いので不採用。
・どくばり
海外の大型大会で優勝したレシピに入っていたカード。エレキパワーと同じで打点計算が苦手なので不採用。
・シロナリーリエ
CL新潟でのレシピに入っていたサポート。先行を取った時にあまり展開せずに相手にバラマキでは無いことを想定させることまで考えると手札にキーカードを抱えながらになることが多いのと、レスキュータンカやクラッシュハンマーなど特定のタイミングで使いたいカードが多いためこちらよりハンドを純粋に増やすハンサムやマサキを採用。
・デンジ
万能グッズサーチカード。雷エネを引っ張ってこれなくても普通に優秀ではあるがデッキに入っているグッズがほぼ多投されているのでマサキジラーチで引けると考え不採用。細かくグッズを入れるなら採用を検討してもいいかもしれない。
・カルネ
テテフが倒された返しのターンでトラッシュから2枚サルベージできるカード。効果は強いが使えるタイミングが限定的すぎるので不採用。
・ザオボー
改造ハンマーよりこっちの方がいいかもしれない。サポ権を使うのが難点だが特殊エネ不採用のデッキ相手でも使える。これは採用して検証してみたい。
・ジャッジマン
ジラーチと相性のいいカード。ただし前半に捲るカードを少なくするのも後半に増えた手札を全て戻すのも弱いと思ったので不採用。マーシャドーも同じ。
・ダイゴの決断
先行で打てれば強いカード。ただしそこまで持ってきたいカードが多い訳でもないので不採用。
・地底探検隊
マサキが出たことで抜けたカード。エネやポケモンも持ってこれるのは優秀ではある。
・ポケモンだいすきクラブ
万能ポケモンサーチではあるがネストボールでいいなってなった。
・プルメリ
相手の動きを阻害するカード。このデッキの内容的に気軽に切れるカードが多くないので不採用。

コケコカウンターデッキの戦い方

戦い方は至って簡単です。ジラーチやマサキで山札を圧縮しつつ毎ターン回転飛行を打つ、です。

気をつけることとしては無闇にエネを貼り過ぎない(改造ハンマーなどで落とされすぎると詰むことがある)、タンカを使い過ぎない。

最終局面でのテテフを拾えなくなります。あとは刻んでいくデッキなのでゆっくりプレイしていると時間が切れます。自分が使う時も相手に使われた時もプレイを早めることを意識しましょう。

戦績
予選
コイホエシルヴァディフリーザー〇後
ロストマーチ〇先
グソクムシャゾロアーク〇先
アーゴヨンズガドーン〇先
アーゴヨンレックウザ〇先本戦
ルガルガンゾロアーク×後

予選のグソクゾロを拾えたのは奇跡に近いです。相手がジャッジマンで自滅+クラッシュハンマーで3/4表を出せたことが勝ちにつながりました。
コイホエも満タンが4枚採用されていてキツかったですが、上手くシルヴァディをピン刺しのグズマで拘束することが出来たので勝てました。他の3戦は有利マッチですね。
本戦では初戦から唯一の決勝T進出のルガゾロでした。ベトン立てられて無理ゲーでした。まぁ予選で不利ひとつ拾っているのでここでの下ブレはしかたないですねという感じで諦めました。

感想としてはルガゾロにさえ当たっていなければ優勝狙えたのですごく悔しいですね。(まぁ当日の優勝がそのルガゾロだった訳ですが)しばらくは大型大会もなく、次の千葉までは環境も変わることでしょうしまた新たなデッキを模索していこうかなと思います。

ということで初のレシピ解説でしたがどうだったでしょうか。とても長くつらつらと書いてしまったので最後まで読んでくれている人がいるのかさえ心配ですが、誰かの為になると嬉しいです。

では最後にシティリーグシーズン1、CL新潟で使ったレシピを載せておきます。
シティリーグシーズン1使用デッキ

CL新潟使用デッキ

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